Mac miniがやってきた。我が一族の歴史的な日だ。

ついにMac miniがやってきた!!

Apple曰く、5月1日までには届けてやるよ、とのことだったので悠長に構えていたら、普段は滅多に鳴ることがない私の携帯に電話がかかってきた。何とか運輸からの電話でAppleStoreからの届け物があるとのこと。

もう大変。思春期に愛しのあの子から学校の連絡網を通じて電話がかかってきた時くらいにドキドキ。以降は仕事に身が入らず、ひたすら時が過ぎ去るのを待つ始末。終業のベルと同時に会社を出て、何人たりとも俺の前は走らせないとばかりの早足で我が家へ。

配達時間ではまだまだあり、子供が生まれるのを待つ父の如く家の中をうろうろ。うろうろ。予定時間の7時になる、しかし届かない。ベランダに向かい早く来い来いと念を送るがまだ来ない。

7時半になったところで到着。配達員から奪い取るようにして受け取り、生まれて初めて女の子の服を脱がすときのような高揚感を味わいながら開封

ふう、Appleめ。じらしやがる。まずは説明書ときやがった。iPodの時に経験済みだけど、Apple製品の梱包にはじらされる。そして飢餓感を煽られる。涎をダラダラと流しながら説明書を退けると、ついに本体が!!!

美しい。思わずうっとり。大理石のような輝きの中に、シルバーをちりばめたようなAppleマーク。Macオーナーになったことをここではじめて実感。

この下にもまだ何かあるようなので遺跡を発掘するくらいの慎重さで本体を取り出すと、Shuffle!!!???

と思ったけど、よくよく見るとAppleRemoteコントローラとかいうリモコンだった。更に奥にも何かあるようなので慎重に掘り進めると、白くてでかい物体があった。

ACアダプタと電源ケーブル。それにしてもでかいアダプタだ。XBOX360とためを張るくらいあるのではないか。小さく優雅なボディの下にはこんなものが隠されていたとは。やはりそうそううまい話はない。白鳥も水面の下では必死にもがいているのだ。

と、一瞬、凹みかけたがこの程度では俺様の熱いMac miniへの思いは消火されない。早速、設置し使おうと思ったが、私の机はジャングル。川口浩ですら躊躇するくらいの鬱蒼としたジャングル。

まずは机の上を整地しなくては。