窓から飛び出して林檎の木に飛び移る

Windowsを始めて触ってから早いもので約10年。

始めて触ったのは大学のコンピュータルーム。レポートはワープロ書きでと指定されたので仕方なしに。しばらくの間は、生まれて始めて触るパソコンに戸惑い、イライラしながら、グチグチ言いながら使っていましたが、慣れてくるとレポート書きだけではなくて、友人とのメール、ゲーム、少々のプログラミングなどなど、四方八方に好奇心を伸ばしているうちに、私はパソコン、Windowsに夢中となっていきました。

大学を卒業しソフトウェア開発会社に勤務すると、その会社がWindowsべったりであったので、私とWindowsの関係はますます密になっていきました。会社でもWindows、家でもWindowsWindowsに触れない日は二日続けては無いという程でした。もう正に蜜月、失われた半身が見つかったのかという程でした。

そんな私ですが、ある日、Windowsを捨ててMacに乗り換えようと思いました。

特にこれと言って理由はありません、Windowsに不満もありません。このままずっとWindowsを使い続けても何の問題もありません。強いて理由を上げるなら、飽きてしまった、というくらいでしょうか。生来、飽きっぽいのです。同じ環境に耐えられない男なのです。生まれながらの挑戦者なのです。

というわけで、ここではWindowsからMacへの乗り換え、Apple風に言うのならSwitchへの様子を、自分のための備忘録という意味も込めて書いていきたいと思います。