裸の王様みたいだ。

えいや、と気合いを入れ、埃が舞わないように細心の注意を払い保護シートを貼った。三十路の男が夜の部屋で一人、白いパソコンを前にパンツ一丁になっているところは想像しないでください。
そんな悲しくて懸命な努力をしながら、やはり失敗。ははは。それでもどうにかこうにか一番大事なところであるパームレスト部だけは貼ることができました。

透明なので成果がわからないのがくやしいところ。
パームレスト部に貼ったことにより滑りづらくなるのはいいのですが、ちょっとでも汗をかくとべとつく感じがします。それでも、白く清らかなボディが守られると思えば我慢できるでしょう。